看護師で給料アップするには、勤務する病院内でキャリアアップを図るか、大学病院や公立病院、大規模病院などに転職するかになります。看護師長の立場になると、年収1000万円を超える高収入の方も存在するようです。
しかし、最も近道は転職ということになるでしょう。実際のところ、大規模病院と小規模病院とでは年収70万円もの収入差があるといいます。
看護師給料の現状について
平成22年厚生労働省「賃金構造基本統計調査」には、以下のような看護師の給料データがありました。
■女性の正看護師の年収・月収・賞与についてのデータ
平均年収 | 425.9万円 |
所定内給与額(月給) | 28.6万円 |
年間賞与その他特別給与額(賞与) | 82.4万円 |
看護師の給料を時給に換算すると?
看護師の給与時給に換算すると1,900円程度だといわれています。一般的な事務職や、下手をすると技術職の人よりも高待遇ですよね。ただし、労働時間は長く、1月に平均170時間近く働いているといいます。
看護師の一般的な給与体系は、基本給+夜勤手当て+特別手当て+年齢+オンコール+扶養+残業手当てといわれていますから、長く働けば働くだけ収入はアップするというわけです。
ということは、夜勤手当てのある病院や大規模なクリニックが高収入のように見えますが、過酷な労働環境に耐えられず途中でやめてしまうケースもあるため、それが一概にいいとはいえません。
また、賞与は基本給の2~3ヶ月で計算される場合が多く、基本給が高ければ高いほど賞与も上がります。ですから、結果的にいえば、じっくり経験を積んでから条件のいい職場にキャリアアップするのが一番いいといえるでしょう。
転職には過去の評判だけでなく、最新の情報を集めて
また、最近では男性の看護師増加に伴い、待遇面を見直している病院も多いといいます。ですから、転職の際にはこれまでの評判だけを参考にするのではなく、最新情報を得ることも重要だといえるでしょう。
そう考えると情報源の確保は重要ですよね。千葉県の情報に強い看護師転職サービスの利用が、転職成功のカギになりそうです。